6月になり住民税の決定通知書がお手元に届いたかと思います。
昨年1年間にふるさと納税を行い、ワンストップ特例制度を利用した方は正しく控除されていることを確認しましょう。
確認する場所
自治体によってフォーマットは異なると思いますが、住民税の通知書の「摘要」欄等に「寄附金税額控除」といった項目があると思います。
計算
寄附金税額控除に記載された金額を合計(市民税+県民税 等)した金額が以下の金額になることを確認しましょう。
2021年中に行ったふるさと納税の合計金額 – 2,000 = 寄附金税額控除
2,000円の部分が所謂自己負担という金額です。
端数の処理で1円多くなっていることはあります。
計算が合わない場合
「こんなのミスなんてないでしょ?」とか思っている方は気を付けましょう。役所の方も人間です。
実際に数年前、ワンストップ特例制度システムのごたごたで全国各地で計算ミスが発生したようです。私自身も自分で把握している金額と合わなかったため市役所に問い合わせて訂正してもらったことがあります。
山口の事件を見ても分かるように、たとえ役所の方のミスであっても税金は許してくれません。。
もう一つの可能性としては自身の計算ミスです。所得による上限を超えて寄付を行ってしまった場合はその上限までしか控除されません。寄附金税額控除が中途半端な金額になっている場合は多分これです。
税制面の優遇無しで寄付してしまったことになりますが、諦めましょう。
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